里山風屋敷林でのスローライフ生活記録。摘み草、スローフード、ときどき手作り木工を楽しんでいる岩手のおばさんです。以前の木工ブログhttp://aisarikicc.exblog.jp/                 


by tsumiki
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展勝地開園90周年記念フォーラム ♪♪   

         今朝も-11℃と厳しい寒さが続き、昨日からしんしんと降り続いた雪は・・・
                ポポをすっぽりと隠す程の積雪になりました
      午後、歯科医院に出かける為につれあいは、市道まで除雪車を出してくれました
                      今日2度目の出動です
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           先日「北上・展勝地開園90周年記念フォーラム」が開催されました
                 案内いただいたものの、福祉協力員の仕事日。
         3:30にやっと駆けつけてパネルディスカッションには間に合いました~037.gif
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    以前からtsumikiは桜の剪定や育て方、寿命等について、納得できない疑問がありました
          その疑問を解き明かされるかも・・・と期待をしながらの参加でした。
真剣に傾聴した結果として、私見をちょっとだけ記録として残しておきたいと思います。034.gif
               (お急ぎの方はスルーしてくださいね~~!)

北上の桜の名所「展勝地」は、沢藤幸治氏が和賀展勝地計画を立案し、市民とともに実現したのが大正10年でしたから、今年で90周年ってな訳です。

この展勝地の桜の品種はソメイヨシノで、種はエドヒガン系の桜(母)とオオシマザクラの桜(父)交配により、明治30年代に生まれたサクラの園芸品種で、一時期ブームにのり全国的に広がり、展勝地の桜並木も例にもれずこの種の桜が植えられたのです。

このソメイヨシノは、寿命60年の短命と言われておりましたが、青森県弘前市では、樹勢回復に熱心に取り組まれた結果、多くのソメイヨシノの樹勢回復が成功して、日本最古の樹齢百年をこえるソメイヨシノがあると聞きます。その弘前の桜を回復させた樹木医小林勝氏が当日基調講演した題名は「染井吉野に寿命はない」でした。

桜並木のソメイヨシノは、ここ10数年は樹勢が衰え、目に余るほどの痛々しい姿をさらけ出しております。施肥、病害虫駆除、土壌改良、延命対策エアーレーション等については申し分ないわけですが、剪定の仕方、剪定の時期については疑問を抱いていましたので、小林氏の桜に命がけで取り組んでいる方だからこそ言える言葉と受け止めることが出来ました。他にも桜の神様と呼ばれ、水上勉の小説「櫻守」のモデルとなった笹部新太郎氏の存在もふと思い出しました。

tsumikiの心を動かしたのは・・・パネルディスカッションで吉野山保勝会理事長の福井氏が話した中で、吉野の桜は神木で刃物を入れることを恐れているから、誰も枝を切ったりしないという言葉。まったく剪定をしない派の登場に安堵感を覚えました。

そういえば・・・桜伐るバカ、梅伐らぬバカの諺があったのを思い出しました。
それぞれの木の特性に従って対処しなければならないとの、当たり前の教えなのです。

tsumikiの屋敷林に電力の下請け業者が立木が電線に触れるからと伐採したことがあって・・・その際に伐採の仕方についてシャイゴの剪定理論のコピーを渡したこともありました。
屋敷林の山桜は間違った枝切りで腐朽菌が入り太い幹まで侵入しつつあります。このように桜は特に腐朽菌が入りやすい樹木なのです。

展勝地の桜については、寿命も然ることながら、剪定理論に当てはまらない伐り方を繰り返す内に、腐朽菌が広がり痛々しい姿にならざるを得なかった、人為的事故とtsumikiは感じているのです。

パネラーさんは奈良県の吉野桜、茨城県の桜川、東京の小金井桜、北上の展勝地桜とそれぞれ個性があって比べられるものではありませんが、保護育成に関しては歴史のある吉野、桜井、小金井、弘前に学んでほしいと言うか、聞く耳をもって対処して欲しいとせつにお願いしたいものです。

北上市には樹齢500年のエドヒガン1本、樹齢400年のエドヒガン3本が樹勢が衰えながらも毎年花を咲かせている桜もあるのです。
今後は山桜系の寿命の長い樹種を選定し、吉野山のように神木として大事に、そして心のよりどころとして、全市民で保護育成に励み、次世代に見事な花を見せてあげたいものです。


   展勝地のお花見は700本の桜の回廊を歩くも良し、舟から眺めるも又良しと・・・

           奥羽山系をバックに満開のソメイヨシノを見るのは圧巻です。

       どうぞ見にいらしてくださ~い! そして桜を励ましてあげてくださ~い!




100歳に向けて一市民として守ってやりたいと思うtsumikiの報告書でしたm(…o…)m
            最後までおつきあいありがとうございました。m(…o…)m



               「シャイゴの剪定理論」の詳細はこちら・・・
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by tsumiki83 | 2012-02-01 21:07 | イベント